日記やネタなどを置く場所です
何かを書いてみようと思って書いてみた。
本当は短編とかに載せようかなと思ったけどまあ一日だけのイベントなのでこっちに載せます。
今回は雛様二次で!!
最初は三国恋戦記で仲謀夢にしようかと思ったけど断念したorz
意外と七夕の説明って難しいよ!
登場人物は瑜珠ママン、ありすちゃん、雷鵡パパンです。
名前だけならあけびちゃんと雷薙様も登場します。
・・・・・もうこれだけで内容が予想できそうですね(笑)
瑜珠ママンの所在を知る者はいないんですが、今回の話に限りマリアの組織と交流があるのを前提にした話になってます。
そして注意してほしいことが・・・・
雷鵡パパンが偽者になってしまったということですorz
先に言っておきます。
雛様本当に申し訳ありませんでした(土下座
本当は短編とかに載せようかなと思ったけどまあ一日だけのイベントなのでこっちに載せます。
今回は雛様二次で!!
最初は三国恋戦記で仲謀夢にしようかと思ったけど断念したorz
意外と七夕の説明って難しいよ!
登場人物は瑜珠ママン、ありすちゃん、雷鵡パパンです。
名前だけならあけびちゃんと雷薙様も登場します。
・・・・・もうこれだけで内容が予想できそうですね(笑)
瑜珠ママンの所在を知る者はいないんですが、今回の話に限りマリアの組織と交流があるのを前提にした話になってます。
そして注意してほしいことが・・・・
雷鵡パパンが偽者になってしまったということですorz
先に言っておきます。
雛様本当に申し訳ありませんでした(土下座
******************
「あ、聖女さまだ!聖女さまー!」
「・・・・ありす?」
たまたま話が合ってマリアの組織に顔を出していた瑜珠は向こうから元気よくぶんぶんと手を振ってくるありすに気がつきその足を止める。
彼女が足を止めたことにありすは嬉しそうに顔を綻ばせると、すぐさま駆け足で瑜珠の方へと駆け寄ってきた。
そんなありすに瑜珠は優しげな視線を向ける。
「ありす、こんにちは。一体何をしていたの?」
「うん。今日はね、七夕だから短冊にお願い事書いてたの!後でパパと一緒に笹に吊るすんだよー」
「そう、何をお願いしたの?」
「あのね・・・『パパとお姉ちゃんで一緒に仲良く暮らせますように』って!」
「・・・・・・・・・・」
その願い事に瑜珠は驚いたようにその瞳を大きく開かせる。
だが、すぐさまその瞳は優しげに細められ、瑜珠はその口許に淡い微笑を浮かべるとありすの頭を優しく撫でた。
「素敵な願い事ね。叶うといいわね」
「うん!」
無邪気にあどけなく笑ってみせるありすを瑜珠は愛しく思う。
ありすは知らない。
彼女が『お姉ちゃん』と呼ぶその人物が誰の娘なのかということを。
知っている事実は「雷鵡の弟の娘」。それだけだろう。
だが、それでいいとも思う。
雷鵡が、そう望むなら。
「聖女さまは?」
「え・・・?」
「聖女さまは短冊にどんなお願い事書くの?」
それはとても素直で素朴な疑問。
だがこの質問に瑜珠は困ったように苦笑した。
「私は・・・願いなど望んではいけないから」
「え、どうして?」
ありすがそう聞き返せば、瑜珠は悲しげに微笑んだ。
「都合がよすぎる願いなの」
――娘を捨てた自分が、“母親”として側に立ちたい・・・などと・・・
「それに本当の願いはもう・・・叶わないから・・・」
「え・・・?」
小さく、本当に小さく付け加えられた一言は幸いにもありすの耳には届かなかったらしい。
不思議そうな瞳をこちらに向けてきていた。
「聖女さま?」
「・・・何でもないわ。じゃあ私は行くから。いい夜を――ありす」
それだけ言い残して瑜珠はその場を後にした。
++++++++
「――ってことがあったんだよ。聖女さま、どうしたんだろうね」
その日の夜、雷鵡と一緒に夜空を見上げていたありすが昼間にあったことを話すと、雷鵡はどこか切なそうに瞳を細めた。
彼にはわかるのだ。彼女が抱いている望みが、願いが。
娘と共にありたい。そう思っているのだろう。
あけびを守るために彼女を捨てたその時から彼女は娘のことを忘れたことなど一度もなかったのだから。
そして何よりも彼女が望んだ願いはいつだってたった一つだけだった。
『夢物語だとは分かってるんだけど・・・出来るものなら普通の家族として・・・あけびや雷薙と一緒に親子3人で暮らしてみたかった・・・』
雷薙から逃れ、あけびを捨てた後、瑜珠は一度小さくそう呟いたことがある。
哀しみに染まりきった瞳。浮かぶのは大粒の涙。
母として一人の女性として当たり前すぎる願いなのに、周囲がそれを許さなかった。
だから、捨てたのだ。たった一人の娘だけでも普通の世界で普通の人間として生きて幸せになってほしいと願って。
それが何よりも憎かった。
どうして、彼女の心を占めるのはアイツなのだろうと。
何故自分をその瞳に映してはくれないのかと。
誰よりも愛した彼女が選んだのは何よりも憎い弟だというこの事実が雷鵡には許せなかった。
だがそれでも・・・
『瑜珠が自分のものになればいい』
そう願ってしまう自分がいるという事実が何よりも浅ましく感じられた
======
最後は無理矢理終わらせた。
本当はもうちょっとあったんですが上手い文章が思いつかなくて・・・。
あれですよね。その後こんな展開にしてみたかった
↓
雷鵡の願い 『瑜珠を自分のものにしたい』
瑜珠の願い 『母としてあけびの側に立ちたい』
ありすの願い 『雷鵡とあけびと3人で仲良く暮らしたい』
結果的に3人の願いはこうなっている。
それならばと雷鵡は考えた。
あけびを娘として引き取る→あけびとありすを取引の材料に瑜珠を妻にする→そうすれば全ての願いが叶って万々歳じゃないか・・・?
とても純粋な雷鵡パパンが考えることとは思えねえlllorz
雛様純粋な雷鵡パパンを汚して申し訳ありませんでした・゚・(ノД`;)・゚・
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プロフィール
HN:
神凪 ユウキ
性別:
女性
職業:
・・・・・・・元学生です!
趣味:
妄想、創作(主に設定作り)、絵
自己紹介:
性格はひたすらにマイペース。
反応が楽しいとかで日々家族や友人にいじられるので必然的に心が広くできた苦労性。
趣味は二次創作や設定作り。
とりあえず二次は設定に起こせば創作できるが一次は設定だけで満足する駄目人間。
二次は夢小説のみ執筆します。
版権キャラ同士は書けません!
好きなことには熱心だが興味のないことにはまったく見向きもしない気まぐれ屋。
気まぐれでものぐさですが日記ぐらいは書けると豪語してみます。
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